母の友人が、口を意図せずムニムニしてしまラビット症候群(?)という症状が出て困っていた。
母は85歳だが、薬の名前をよく知っていて、また、インターネットでよく調べるのが趣味なので、その友人に、なんの薬を飲んでいるか聞き出して、副作用を確認したら、その症状が出るかもしれないと書いてあったそうだ。
その彼女に伝え、一緒に医者へ行き、問題の薬を減らしてもらえるよう忠告していた。5日ほどすると彼女から「治ってきた」と報告があった。ただ、また言いようのない不安な状態も起き始め、薬の調整中とのことだ。
また、私の友人のお母様は、ご主人が亡くなって不安定になったとき、医師から精神安定剤を処方され服用していたら、認知症のような症状が出てきたそうな。
焦った娘の私の友人は、やはりその薬が原因ではないかと想像しお母様に薬の服用をやめさせたら、1週間ほどで良くなった、と。
ただし、急激な薬の中止は、また新たなトラブルが発生する恐れがあるので、やめれば良いというものでもないので、安易に急に止めるのは注意が必要だ。
友人がうまくいったのは、服用が短期間だったからに違いない。
もしかしたら、こんなことだから日本の認知症患者が増えているのかな~と、ちょっと思ってしまった。
薬には副作用がある
身近な例をみても、薬の副作用って怖いと思う。
特に長く服用する場合は、「薬とは副作用があるものだ」という前提で服用するかどうかをよく検討するべきだ。
病院は、薬を処方して点数をかせいでいるのだから、どっちでもいいと思ったら処方する方を選ぶに決まっている。患者は、えらいお医者様が言うのだからその通りにするべきだと勘違いしがちだが、
自分のことは自分の方がよくわかっている場合だってあるのだ。
自分でよく調べて判断する姿勢はとても重要だ。
今年のお正月明け、わが双子の一人が初めておおきな発作を起こし、入院となってしまったことがあった。退院の時に薬を処方され、今後は発作予防のためこの先ずっと薬を服用していくことを勧められた。しかし私はなんとなく納得いかず、医者に相談して、薬を続けない選択肢はないか尋ねてみた。そうしたら、退院後診察までの8日間は薬をもんでもらいたいが、それ以降は退院後診察時に相談しましょうと言ってくれたのだ。息子は退院後は発作が出なかったので、薬の服用はせず様子を見たいと申し出たら、それを受け入れてもらい、その後も薬を服用することなく半年が経っている。もちろん、また発作を起こしたら怖いとはおもったけど、わが子の健康的な力を信じ、次にまた出たらその時は考えようと思い決断した。確かに薬を勧められているのに飲まないという選択は、もしまた発作が出て息子の何かあったらどうしようという恐怖はあったけれど、薬を飲み続けるという選択はもっと怖かったからだ。
では、私や家族が具合が悪くてつらいときはどうするか?
普通病院で処方される薬は、化学物質だ。
私はもし具合が悪くなって、つらい場合は漢方薬のお世話になっている。
風邪かな?と思ったら葛根湯。
鼻水が出るときは小青竜湯。
のどが痛いときは、甘草湯
むせかえる咳が出るときは、麦門冬湯、
痰が絡む咳は、小柴胡湯
空咳が長~く続くときは柴朴湯
意外に効きます!
漢方薬は、生薬の組み合わせでできており、つまりは自然の植物から成り立っている。
同じように副作用もないわけではないが、自然のものという安心感がある。
漢方薬と西洋薬の違い
漢方薬は生薬でできたもので、西洋薬は化学的に合成した成分でできたものです。もちろんそういった違いもありますが、漢方薬と西洋薬は、“治し方”に対する考え方が違います。
漢方医学は、長い伝統と豊富な経験から作られてきたもので、体本来のもつはたらきを高めるように作用して、体自身の力で正常な状態に戻そうとするものです。局所的に現れた症状だけを見るのではなく、病気の人全体を見て、心身全体のひずみを治していくという総合治療だと言えます。自覚症状を重視して、その人ごとに違う個人差を大切にします。そのため、具合が悪く病院で検査をしたが、数値は悪くないといった症例にも対応していくことができます。
一方、西洋医学は、症状として起きている現象に対して、局所的に対応するものです。病気を部分的に見ることで、本来体がするべきはたらきを薬が代わりにし、そのはたらきが切れると元の状態に戻ってしまうこともあります。病気を診る場合、客観性が重視されるため、自覚症状だけでなく、他覚症状や検査数値が重視されます。
ただ、漢方薬、西洋薬、どちらが優れているというわけではないので、それぞれの得意分野を組み合わせるかたちで併用することが有効だと考えられています。
クラシエ 漢方セラピー記事より一部抜粋
睡眠で体を治す。必要なことは体が教えてくれる。
体にウイルスが入ってきたら、体はそれを封じ込めようと闘う、それが発熱だ。
だから、この発熱は安易に下げてはいけない。
十分闘わせることで、自分の免疫力がアップするのだ。
脳みそが溶けてしまうほどの高熱になる場合を除き、解熱剤は使うべきではない。
せっかく自分の体の免疫隊ががんばっているのだから、その力を発揮させてあげないと免疫力はあがっていかない。解熱剤という爆弾をを落としてしまっては、敵(ウィルス)は一瞬弱るが、自分の免疫隊も弱る。もし、敵が少し生き残ってしまったらすぐに敵の力は回復してしまうからだ。余計に長引く結果を招いてしまう。
今回のコロナ禍でも、解熱剤を飲んでしまっていた人たちが重篤になるという報告があったみたいだ。サイトカインストームっていうらしい。自分の免疫力も失ってしまうリスクが原因だったようだ。
体調が悪いときは、水分だけはしっかりとって、体を横にしてゆっくり休んでいることが大事。
食事も、食欲がなかったらしないほうがむしろよい。
親たちは、「栄養のあるものをたべて休め」というかもしれないけど、
消化にもエネルギーを使うので、免疫隊たちの体力を少し落としてしまうことになるからだ。
戦いの山を越して、免疫隊たちが勝利したら、おなかがすいたり、お風呂に入りたくなったりするので、それからでよいのだ。
「自分の体に聴いて」行動すればよい
食事もそうだ。
病気の時でなくても時々何かを無性に食べたくなることあるよね?
それはその栄養素が足りないことを体がおしえてくれている。
私の主人も普段フルーツは食べないのに、ある時ミカンをパクパク食べてる時があり、
「めずらしいね?」と声をかけると「急に食べたくなって」ですって。
断食で体をリセットしておく
普段の好ましくない食生活やストレスで、自分の体の声が聞こえなくなってしまっている人も多い。
そんな人には断食をお勧めする。
断食といっても、完全に何も食べないものでなくてもいいのだ。
体にたまっている毒を出すのが目的なので、
一定の食事によってそれは可能だ。
私が行った断食は、
朝はホット豆乳、マグカップ1杯。
昼は梅干し入り玄米おにぎり1個と干しプルーン1個
夜は野菜サラダとサプリ(スピルナ)
この食事を3日間し、その後3日間は動物性たんぱく質を取らないで回復させていく方法をとった。
これでも十分味がわかる体になり、食べられることに感謝できる自分になる。
お試しあれ。
すぐ薬を飲む、すぐ病院に行く習慣をやめて健康になろう
病院や薬を完全否定するつもりはない。
お世話にならなくてはいけないときはある。
でも、はじめは自分で治す努力をしよう。
そうすることで、自己治癒力が高まり、健康になっていく。
病院も商売であることを一度思い出してほしい。
相談があれば、医療費がかかる方法で対処法を教えてくれるのだ。
医者にかかるのであれば、きちんと質問したり調べたりして、自分で選ぶという姿勢を持つべきである。
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